懇意にしていて突然消えた雄琴の風俗嬢を探してください!エロ事探偵アメリロ

店外デートまでしていた雄琴の風俗嬢が失踪してしまいました。

ヨレヨレの緑色のジャンパーにこれまたしわしわのチノパンを履いた黒沢(仮名)が我がエロ探偵アメリロ社のドアをノックしたのは雨の降りしきる金曜日の午後3時頃だった。

エロ事情しか調査しない零細探偵社アメリロはあまり儲かっておらずチャイムを設置する余裕がない。せめてもの意地でミロのヴィーナスの股間にヒットするリングのドアノッカーをつけているのだが切羽詰まっている黒沢はそれには気付かなかったのか安物のスチールドアをガサツに叩いてきた。

デスクに足を上げ週刊実話の素人無修正セックスベスト30の記事をスラックス越しに股間をいじりながら読んでいた私は、この久々の訪問客のノックにびっくりしてパイプ椅子から派手に転倒してしまった。

「ガシャーン」とパイプ椅子が床に衝突する音の後に、それを入室許可の合図と取ったのかドアが開き黒沢が事務所の中に入ってきた。「こちらで失踪した風俗嬢を探せると聞いてきました。」

私はまだ机の下から頭を上げておらず、相手の顔も見ずにいきなり要件を伝える黒沢の甲高い声からちょろそうな客だという印象を受けた。

にも関わらず私は起き上がり、40過ぎであろう肉体労働で日焼けはしているが貧相な顔つきの黒沢をみて、「こちらでお召し上がりですか?」と深夜にやっているドムドムハンバーガーのバイトの癖が出てしまった。

黒沢は小動物のような怯えた小さな瞳をキョロキョロと動かし自分が間違った所に来ているのか確認している。

「いやだな~もうお客さん、アメリカンジョークですよ笑」とごまかしながらソファー代わりのビールケースに座布団を敷いた座り物に黒沢の手を引いて誘導する。久々の客を逃がすわけにはいかない。

黒沢はハンチング帽を脱ぎ、小脇に抱えザビエル風になった頭頂部を蛍光灯の下に晒し、雨に濡れた顔面やセルロイドの黒縁メガネやジャンパーの雫を拭い始めた。ひとしきり濡れた諸々を拭き取ると内ポケットに手を入れ「この子なんですがね」と数枚の写真を出してきた。

「雄琴のソープでお気に入りだったんですよ。回を重ねるごとにいい感じになってきて、LINE教えてくれるようになって、店外デートだってできるようになってきてたんですよ。」

「店外デートの後も何回かはお金払わないでエッチさせてくれました。もう絶対彼女、自分のこと好きなんだなって思っていて、、、。彼女のために毎日通ってナンバーワンにしてあげようとおもったんですよ。日に2回行ったこともあるんですよ。それなのに、それなのに、私がもうどこからもお金借りられないから一緒になろう!って言ってから彼女と連絡とれなくなったんですよ~(泣)」

黒沢の泣き言を適当に聞き流しながら写真を見ていた私は3枚目の写真に釘付になった。
あいだ飛鳥ちゃんじゃん!これならAVレーベルOPPAIの住所を渡すだけで業務完了だ。ネットで調べて秒で終わる!

雄琴で予約1年待ちだった伝説の巨乳ソープ嬢AVデビュー!! あいだ飛鳥

「非常に難しい案件ですが、弊社のネットワークをフルに使って一週間以内に必ずこの女性を見つけます。着手金5万円の成功報酬10万円になります。とりあえず今5万円ありますか?」

「今2000円しかもっていませんが、残りの4万8000円は明日中になんとかします。」
私は黒沢から2000円を受け取り、大丈夫大丈夫と彼の肩をポンポンと叩きながら事務所からも追い出し、事務所の鍵を閉め、黒沢の2000円も握りしめ、黒沢の行った方角と反対方向に進み2日ぶりの遅い昼食をとるためにすき家に向かった。メガ牛丼に卵とキムチをトッピングしよう♬

AV女優高橋しょう子さん!